インタビュー
社員インタビュー
攻撃者視点で守る、
理系エンジニアの“ホワイトハッカー”
村瀬 昌次さん

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物理学専攻での、「分析」というバックグラウンドを活かし、仕事はITセキュリティ部門のデータ処理・データ分析業務からスタートした村瀬。
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現在は実践的な攻撃技術を学び、非常に難関資格と言われる「OSCP」(国際資格)も取得。
仮想環境上での侵入演習や脆弱性評価など、高度な攻撃理解をもとにした「攻めを知る守り」を得意としています。 -
一つ一つを地道に検証しながら、本質にたどり着くまで深掘りするスタイルは、まさに職人気質。
「攻撃者の立場で考え、より良い防御を構築したい」という考えで、常に知識のアップデートに余念がありません。
- 専門と経歴
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理学部で物理学を専攻していました。入社当初は、ITセキュリティの部署でデータ分析に従事していました。一見、物理とITでは、全然違うことをしているように見えますが、データを生み出しているのが人が作ったものか、それとも自然現象かの違いで、データ分析という点では親和性があります。
- 仕事を通して成長できたこと
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OSCPという、国際資格を取得しました。
この資格は、ホワイトハッキングと侵入テスト分野における実践的なスキルに焦点を当てており、実技試験によりその有無を測ります。この資格をもっていることで、攻撃対象への侵入や特権昇格の技術力を証明することができます。この試験に合格するにあたり、同僚や先輩にも助けていただき、非常に感謝しております。
今は、その上位資格に挑戦することを目標にしています。
- 未来に向けて
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仕事とは違いますが、自分が普段から意識していることがあります。それは、「自分の認知より世界は必ず広い」ということです。同じ人、似た考えの人の中だけで過ごしていると、自分の視野がどんどん狭くなってしまいかねません。そのため、仕事以外で、常に色々な人と触れ合うことで、自分の思考を凝り固まらせないようにすることを心がけており、そこで「色々な可能性にふれる」ことが今の仕事にも役立っていると思うので、今後も大事にしていきたいと考えています。
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